
4列のまんなか辺りなの・・!
いってきまーす
ただいまー。
良かったです。贅沢な時間でした。
『猫と針』
いろいろつらつら書くうちに、ネタバレなんかもしてるかもですよ。
キャラメルなんだな、とは分かっていたつもりでも、やっぱりどこかその印象は薄らいでいた。
プロデュースが岡田さん。脚本恩田陸さん、演出横内さん。
劇場が俳優座。出演者は5人。
ロビー入って、グッズ売り場を見て、ああそっかキャラメルかと。
ただみきまるは見かけなかったような。
そして、開演前に仲村さんチェック(ごめんなさいただの習性です)するのを忘れてたところが、やっぱりキャラメル気分薄かったなと。
真っ白な布張りの背景。
5脚の椅子。
弔いの花。
チェロの生演奏。
香典返し。
喪服を着た5人の男女。
人は、その場にいない人の話をする。
冒頭。
どうやら、誰かの葬儀らしい。
同窓生の集まりらしい。
亡くなったのも同窓生らしい。
亡くなり方が。
外は嵐。
細かい用事で入れ替わり立ち代わり。
人は、その場にいない人の話をする。
葬式ではないらしい。
葬式でもあったらしい。
死んだのは、猫らしい。
それはファンタジーらしい。
人は、その場にいない人の話をする。
誰もが、自分からは口にしない事情を抱えている。
誰かが、探ったそれを口にする。
誰もが、加害者にも被害者にもなる可能性を秘めている。
何が本当か。
5人の力加減が絶妙なのですよ。
初めは、岡田さんが進行役なのかな、とか思いつつ。
でも合間合間で締めたり緩めたりの大事な役割は坂口さんと久保田さんがそれぞれ。
石原さんは、初めっから訳アリの登場だし。
綾さんは、ポーッとしているようで、実は一番客観的に場を見つめている演出家。
岡田さんと坂口さんには、絶大の信頼感を置いております。
「お前か!?」と思わせるような、でもどうとでも取れるようないい表情をするのですよ。特に坂口さんなんて、怪しい状況なんてほとんどないのに、ほんの一瞬の部分でね。
期待に背かない安定感でした。
久保田さんは、もうなんだ笑わされてばかりですよ。
底辺にずっ………と緊張感が漂っている話で、その緊張が高まったり息を潜めたりの繰り返しの中、その緊張感を効果的にしているのは、久保田さんが攫っていく場の空気。さりげなくおかしすぎ。
石原さんはねえ……正直なところ、今までの作品で何を観たかあまり記憶になくて…客演も全然見てないし…
それこそ、デビュー(のはず)のアローン・アゲインか、虹での若旦那
。どちらも思い切り初々しい頃ですね。
優しい顔立ちというのもあって、さわやか青年のイメージを抱いてたけど、なんか今回素敵でした。人間くさくてカッコよかった(という評でいいのか)(カッコイイとはちょっと違う)
綾さん、美しいっすー。
ずっとメガネっ子でポヤポヤした語調で、
でも途中の場面切り替えで、一度だけ上着とメガネを取って現れるその美しさ。
その前の会話だけじゃなくて、あれがあるからより一層、彼女には何かあるという疑いが膨らむのです。
大人の時間を持てた感じです。
後日追記。
珍しくもきちんと記事に沿った内容でTBを頂いたのに、
寝惚けていたせいで(汗)操作を間違え削除してしまいました。
どうもTBだけではなくリンクまで頂いた至極きっちりとしたTBでしたのに、なんでよりによってそんなミスをしてしまったのか…。
拝見して大変面白かったので、こちらからリンクさせていただきます。
他の方のレビュー先も紹介されてて、とてもよかったです。
Classic Moving Cafe 『猫と針』
TBは……うちのブログがこんな…えーと、こんなんだから(笑)

